犬の洋服は本当に必要？｜着せる派・着せない派のメリット比較
wanmaga2025
寒い季節になると「うちの子にも服を着せたほうがいいのかな？」と悩む飼い主さんも多いはず。
でも一方で「犬に服なんて必要？」という声もちらほら。
毛皮をまとった彼らですが、実は“毛のタイプ・年齢・体格”によって、寒さの感じ方が全然違うのです。
中には服を着せるとかゆがる子もいたりして、判断がむずかしい！
この記事では、犬に服を着せるメリットとデメリットを比較しながら、
「うちの子にとって必要か？」がわかるように解説します。
犬に洋服を着せる派の意見とメリット
「冬は震えてるし、なんだか寒そう…」
そんな飼い主心から、服を着せる派も多いもの。実際、メリットはたくさんあります。
防寒対策に効果的
特に小型犬・短毛種・老犬は、体温調整が苦手。
冷えによって関節痛やお腹の不調を起こすこともあるため、冬のお散歩時には服が助けになります。
散歩中の汚れ防止
泥やホコリ、花粉がつきにくくなるのも大きなメリット。
帰宅後のお手入れがラクになり、抜け毛の拡散も少なくなります。
アレルギー・紫外線対策
服が“バリア”になって、皮膚炎や日焼けを防ぐことができます。
白い毛の子やアレルギー体質の子には特に効果的です。
「服を着せたらかゆがる」場合の注意点
服を着せた直後に体をかいたり、床に体をこすりつけたりする場合は、
素材刺激や通気性不足が原因かもしれません。
- ポリエステルなどの化学繊維は静電気を起こしやすく、かゆみを感じる犬も。
- 縫い目やタグが肌に当たると、摩擦で炎症を起こすことがあります。
- アレルギー体質の犬には、綿やリネンなど天然素材の服が安心。
また、服の中に熱がこもると皮膚トラブルや蒸れによるかゆみが発生します。
「着せたあとに様子をチェック」するのが何より大切です。
洋服を着せない派の意見とリスク
「犬は毛皮を着てるんだから服なんて不要でしょ！」という考えももちろん正解。
特に被毛が二重構造（ダブルコート）の犬は、自然の断熱材を持っています。
「見た目がかわいい」よりも「その子が快適かどうか」を軸に判断することが大切です。
季節別の目安
| 季節 | 着せたほうがいい犬 | 着せないほうがいい犬 |
|---|---|---|
| 冬 | 小型犬、老犬、短毛種 | 元気で被毛が厚い犬 |
| 夏 | 白毛や皮膚が弱い犬（日焼け対策） | 暑がり、通気性重視の犬 |
| 雨の日 | 散歩時に泥・冷え防止 | 室内メインなら不要 |
服を嫌がる犬の慣らし方
「着せようとすると逃げる！」という場合、まずは短時間で慣らすことがポイント。
- 初日は数分だけ、軽いTシャツ素材から
- 着せたあとにおやつを与えて「服＝いいこと」と結びつける
- 徐々に着用時間を延ばしていく
服を着ることを「遊びやごほうび」と関連づけると、スムーズに慣れてくれる子も多いです。
注意したい共通ポイント
- サイズが小さいと関節や血流に悪影響。ぴったりサイズを選ぶこと。
- 静電気が発生しやすい冬は保湿スプレーを併用すると◎。
- 散歩後は必ず脱がせて通気を確保する。長時間の着用はNG。
まとめ
犬の服は「着せる or 着せない」で意見が分かれますが、
結局のところ答えは“うちの子が快適かどうか”です。
寒がりさんにはモフモフセーターを、動きたい派には“裸族バンザイ”を。
おしゃれより大切なのは、その子の気持ちと快適さ。
今日も服を着せるか迷いながら、結局うちの犬は裸でうろついています。
