寒い季節、犬も寒さを感じてる？寒さが苦手な犬種と冬のあったか対策
wanmaga2025
冬がやってくると、犬たちの行動にちょっとした変化が。
いつもより丸まって寝ていたり、布団の中にモゾモゾと潜り込んできたり。
「まさかうちの子、寒がってる？」と思ったあなた、正解です！
実は犬も、しっかり寒さを感じています。
ただしその感じ方は犬種によってさまざま。
今回は、「犬がどれくらい寒さを感じるのか」「寒さに弱い犬種」「冬のあったか対策」まで、まとめてご紹介します。
犬はどれくらい寒さを感じてるの？
「犬って毛があるから寒さに強いでしょ？」
そう思われがちですが、それは半分正解で半分不正解なんです。
たとえばシベリアン・ハスキーやサモエドのようなダブルコート（下毛＋上毛）を持つ犬種は、寒冷地仕様。
ふかふかの毛が空気を含み、断熱材のような役割をしてくれます。要するに寒さに強いということです。
一方で、チワワやイタリアン・グレーハウンドのような短毛・小型犬は、毛が薄く、地面に近いぶん冷気を感じやすい。
特に体脂肪が少ない犬種や老犬・子犬は、体温維持が難しくなります。
寒さを感じている犬は、
・震える
・丸くなって寝る
・動きが鈍くなる
・いつもよりトイレを我慢する
といったサインを見せることも。
見逃さずに、早めにあたためてあげましょう。
寒さが苦手な犬種たち
「うちの子、寒がりすぎでは！？」と思うなら、それは犬種の特性かもしれません。
寒さに弱い代表的な犬種は、
- チワワ
- ミニチュア・ピンシャー
- イタリアン・グレーハウンド
- フレンチブルドッグ
- パピヨン
- ヨークシャー・テリア
これらの犬は、もともと温暖な地域出身だったり、被毛が短い＆脂肪が少ないタイプ。
つまり、体が「寒冷地仕様」になっていないのです。
逆に、寒さに強い犬種としては、
- シベリアン・ハスキー
- サモエド
- ラブラドールまたはゴールデンレトリーバー
- 柴犬
- ポメラニアン
- コーギーなど
これらは北国仕様の毛並みを持ち、雪の中でも元気に走り回れるタイプ。
同じ「犬」でも、寒さの感じ方はまるで違うんです。
冬のあったか対策5選
犬の寒がりは、ちょっとした工夫で防げます。
今日からすぐできる“あったかテク”を紹介します！
1. ベッド・寝床を冬仕様にチェンジ！
フローリングやタイル床は冷気が伝わりやすいので、カーペットや毛布を敷くのがポイント。
ペット用ヒーターや湯たんぽを入れてもOK（※低温やけどには注意）。
2. 服でおしゃれ＆防寒！
特に小型犬や短毛犬は、お散歩時に犬用コートやセーターを。
可愛い見た目はもちろん、体温維持に大きな効果があります。
3. 散歩は“お昼のあったかタイム”に
早朝や夜は地面が冷え冷え。
できれば日中のあたたかい時間帯にシフト。
凍った道や雪の日は、肉球保護クリームや靴もおすすめ！
4. シャンプー後は必ずドライヤーで完全乾燥！
濡れたままだと体温がどんどん奪われてしまいます。
「自然乾燥でいいや～」は冬のNGワード！
5. 室内温度と湿度のバランスを取る
暖房を強くしすぎると、乾燥や脱水の原因に。
20～22℃、湿度50％前後を目安に快適空間をキープ。
注意！“あたためすぎ”にも落とし穴
「寒いならあたためればOK！」と思いがちですが、犬は約38～39℃と、人間より体温が高めです！
ストーブの前でウトウト…は可愛いけれど、低温やけどの危険も。
直接触れられる位置には置かないようにしましょう。
また、洋服をずっと着せっぱなしにすると皮膚が蒸れて湿疹の原因になることも。
外出時だけ着せて、帰ったら脱がせてあげるのが理想です。
まとめ：寒さが苦手な子にはしっかり寒さ対策を！
犬も人間と同じで、冬はぬくもりを求めています。
「寒くない？」と声をかけてあげるその瞬間が、もう立派な防寒対策。
愛犬がぬくぬく丸まって寝ている姿、ピタッとくついてくる姿、見てるだけで心があったかくなりますよね。
『快適でぬくもりいっぱい』で寒い冬を乗り越えましょう！
