初めてのドッグランで気を付けること|これで完璧ドッグランデビュー!

「やっと来たぞ!自由の楽園!」とばかりに、リードを外した瞬間ダッシュする愛犬。
でも、初めてのドッグランは犬にとっても飼い主にとっても未知の体験です。楽しいはずの時間がトラブルにならないよう、ちょっとした準備と順序がカギになります。

初めてのドッグランで失敗しないためのステップ

1. 出発前の準備

「よし、今日はドッグランだ!」と気合いを入れる飼い主の横で、犬はすでに玄関で「お出かけ!?当然僕も連れて行ってくれるよね!?」と小躍り。
でも、忘れちゃいけないのは 持ち物チェック

  • ワクチン証明書(ドッグランによっては提示必須)
  • 首輪&リード(絶対必須。リードなしで入場はNG)
  • 水&飲み皿(走ったあとは喉カラカラ!)
  • うんち袋(ランの“お土産”は持ち帰りルール)
  • 水入りペットボトル(いたるところに足をあげちゃうのでしっかり流すのがマナー)

基本的にはお出かけ予定のドッグランの情報を調べることが大前提!
犬用のおもちゃやおやつは、他の犬とのトラブルを避けるため、最初のデビュー戦ではあえて置いていくのがおすすめ。
おやつは準備してもドッグランの中では出さないこと。


2. 到着したら…いきなり放牧禁止!

到着した瞬間「早く解き放って!」とズンズン引っ張る愛犬。
でもそこでリードを外して一直線に入場はアウト。

まずは外で少し歩かせ、落ち着かせるのがポイント。
いきなりテンションMAXで突入すると、他の犬たちは「なんだコイツ~!?」と大混乱。
柵越しに寄ってきた犬と、クンクンと匂いを嗅ぎあう“名刺交換”をしてから、静かにゲートを開けましょう。

ゲートは二重扉になっているところが基本ですが、他の犬が近くにいたら脱走しちゃうかもしれないので、しっかり確認!


3. 入ったらすぐにはしゃがせない

入場直後は、犬にとって「知らない犬だらけの新世界」。
ここで飼い主が「ほら!走っておいで!」と背中を押すと、犬は逆に緊張してフリーズすることも。
犬の様子を見て大丈夫そうならリードを外してあげましょう。

飼い主が腰を下ろして一緒に場に馴染む
犬は「主も落ち着いてる。じゃあ自分も大丈夫かな」と安心します。


4. 遊びの見守り方

ドッグランは犬が自由に遊ぶ場所ですが、“放牧場”ではありません
スマホに夢中になっている間に喧嘩勃発…はよくある話。常に愛犬の様子に目を配り、危ない雰囲気があれば呼び戻せるようにしておきましょう。

  • 「追いかけっこがエスカレートしてないか」
  • 「しつこくされて嫌がっていないか」
  • 逆に「しつこく追い掛け回して嫌がられていないか」

    を見ながら、必要なら「おいで」で呼び戻し。

犬は予想外の行動をするので、デビュー戦ではなるべく犬の近くで見守ってあげましょう。 “少し遊んで、すぐ休憩” のリズムが安心です。

また、犬同士の相性を見極めることも必要です。
しっぽフリフリで挨拶する子もいれば、「ちょっと放っておいて…」な子もいます。相手が嫌がっているのにしつこく追いかけるのはトラブルの元。
愛犬が夢中になりすぎたら、飼い主が声をかけてブレイクタイムを入れましょう。

おもちゃ・おやつは要注意

みんなが集まる場でボールやおやつを出すと、「ちょうだい!」「それ僕の!」とわらわら集まってきて、争いの火種に。
おもちゃは利用者が少ないときなど、場を見極めて使いましょう。おやつは基本的には全員集合の未来しかないので、その場で出すのはやめておきましょう。
初めてのときは持ち込まないのが無難です。


5. 帰るタイミング

「まだ遊びたい!」と粘る犬も多いですが、初回は疲れすぎる前に切り上げるのが鉄則。
「楽しかった!」で終わらせてあげると、次もスムーズにドッグランに行けるようになります。


まとめ

ドッグランデビューは、犬にとっては「広場」じゃなくて「大人数パーティー」に飛び込むようなもの。
ちょっとした準備と手順で、ワイワイ楽しいイベントにも、ギスギスした思い出にも変わります。

最初は短時間・安全第一・見守り多めで。
そうすれば、愛犬の「わーい!」と飼い主の「よかったー!」が両立する最高のデビュー戦になりますよ。

ちなみにうちの2匹の犬たちは片方は犬嫌いなのか、ドッグランでは他の犬に接近されると警戒心むき出しで吠えてしまうので基本抱っこしてます。(泣)
もう片方は、家ではデカい態度のくせにドッグランでは緊張でヨダレがダラダラ...お前らなんでやねん。(泣)

愛犬に社交性があるのか、はたまたうちの犬たちのようになってしまうのか...楽しいデビュー戦になることを願っております!!