ドライフードとウェットフードの違い|あなたの愛犬に合うのはどっち?

愛犬のごはん選びって、けっこう奥が深いものです。
ペットショップや通販サイトを見ても「ドライ」「ウェット」など色んなタイプが並んでいて、「うちの子にはどれがいいんだろう?」と迷ってしまいますよね。
ここでは、代表的なドライフードとウェットフードの違いをわかりやすく解説します。
ドライフードの特徴

一般的に「カリカリ」と呼ばれるのがドライフード。
水分量が少なく、保存が効くのが大きな特徴です。
- メリット
・長期保存しやすく、開封後も痛みにくい
・歯ごたえがあり、歯垢・歯石の予防にある程度役立つ
・値段が比較的リーズナブルで、経済的 - デメリット
・水分が少ないので、水をあまり飲まない子だと水分不足になりやすい
・硬さがあるため、子犬やシニア犬には食べにくいことも
「歯ごたえ好き!」な犬にはピッタリですが、水分補給を意識してあげることが大事です。
ウェットフードの特徴

缶詰やパウチに入った柔らかいごはんがウェットフード。
香りが強く、食欲をそそるのが特徴です。
- メリット
・香りが良く、食欲が落ちた時にも食べやすい
・水分量が多く、自然に水分補給できる
・柔らかくて消化にやさしいので、子犬・シニア犬にも向いている
・食いつきがとても良いと評判が高く、偏食気味の子にも効果的 - デメリット
・開封後は保存が効かず、すぐに使い切る必要がある
・値段がやや高めで、毎日のメイン食にはコストがかかる
・歯ごたえがないため、歯のケア効果は少ない
「食欲がない」「シニアになって硬いものが苦手」「好き嫌いが激しい」という子には救世主になります。
どう選べばいいの?
「どっちが正解」というものはありません。
- 普段はドライフードを基本にして、ご褒美や食欲が落ちた時にウェットをプラス
- 水をあまり飲まない子には、ドライ+少量のウェット混ぜで水分補給をサポート
- 子犬やシニア期には、消化の良さを考えて柔らかめを選択
このように、ライフステージや体質、飼い主のライフスタイルに合わせて使い分けるのがおすすめです。
まとめ|ドライ派?ウェット派?それともハイブリッド?
結局のところ、どちらもメリット・デメリットがあるので「うちの子仕様」で選ぶのが一番です。
毎日同じドライフードを食べていたのに、ある日突然「今日はウェットがいい気分!」なんて顔をされることもあるのが犬の面白いところ。飼い主としては少し困りますが、そんな気まぐれに振り回されるのもまた幸せな時間ですよね。