中型犬人気ランキングTOP5|飼いやすさ・性格・運動量で選ぶ本命はこれ!

「犬を飼いたいけど、大きすぎると手に余るし、小さすぎるとちょっと物足りない…」そんな絶妙な悩みを解決してくれるのが 中型犬
抱っこもできるサイズ感でありながら、散歩やアウトドアでもしっかり一緒に楽しめる。さらに、性格もバラエティ豊かで、飼い主を飽きさせないのが魅力です。

とはいえ、一口に中型犬といっても、「癒し系の同居人タイプ」から「毎日全力疾走したいアスリートタイプ」まで幅広い
「見た目で一目惚れしたけど、暮らし始めたらギャップにビックリ!」ということも珍しくありません。

そこで今回は、わんまが!が選ぶ 「人気中型犬ランキングTOP5」 を発表!
魅力、運動量、暮らしやすさを“正直レビュー”していきます。

あなたの理想のパートナーがこの中にいるかも?

中型犬人気ランキングTOP5

1位:フレンチ・ブルドッグ

フレンチブルは見た目からして愛嬌のかたまり。大きな耳とつぶれた鼻、どっしりした体でちょこんと座っている姿は、それだけで場を和ませます。
性格はとにかく陽気でフレンドリー。「ねえねえ、遊ぼ!」と家族にまとわりついてくる一方で、膝の上で寝落ちするような甘えん坊な一面も。運動量はそこまで多くないので、ちょっとお散歩+おうち遊びで大満足。マンション暮らしでも十分に対応できます。
ただし短頭種なので暑さに弱く、夏はクーラー必須&熱中症対策マスト。いびきや鼻息は日常のBGM。むしろ静かだと心配になるかもしれません。

運動量・暮らしやすさ

必要運動量は少〜中。散歩は短めを毎日コツコツで十分。室内遊びやノーズワークで満足度を上げやすく、マンション暮らしとも相性◎

お手入れ・健康

短毛だけど実は抜け毛はそこそこ。ブラッシングは週2〜3回。短頭種ゆえに呼吸器と暑さ対策は最重要(夏場の外出は短時間・冷感グッズ・空調管理)。皮膚のしわ・耳のケア、体重管理も必須。

しつけのコツ

明るく素直でご褒美に反応がいい反面、興奮スイッチが入ると持続しがち。落ち着くハンドリングとクールダウンの合図づくり(マットトレーニング等)を子犬期から。

向いている家庭

在宅時間が比較的ある、もしくは短時間留守番中心の家庭。ゆるっと一緒に過ごす時間が多い人にぴったり。

2位:ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

胴長短足の“元気印”。尻尾をプリプリ振りながら走り回る姿が最高!でも見た目にだまされてはいけません。コーギーは頭脳明晰+エネルギッシュな牧畜犬。
毎日の散歩は1日2回、30分~1時間程度、おまけに「頭を使う遊び」も必須です。

性格は明るく社交的で、誰とでも仲良くなれる陽キャ気質。しつけの吸収も早いので、教えれば教えるほど期待以上のことをやってくれる賢さを発揮します。
一方で抜け毛の量は半端ではありません。上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の2層の毛を持つため、春と秋の換毛期には、「抜け毛だけでもう一匹増えるんじゃないか!?」というレベル。掃除機とブラシは相棒になるでしょう。

運動量・暮らしやすさ

必要運動量は中〜多。毎日合計1時間前後の散歩+頭を使う遊び(トリック、ノーズワーク)で満足度UP。アクティブな家庭ほど真価を発揮。

お手入れ・健康

抜け毛は多い(ダブルコート)。換毛期は掃除がイベント級になる覚悟を。
胴長体型ゆえ腰への負担を避ける体重管理と段差配慮が肝。

しつけのコツ

賢い=学習が良くも悪くも早い。吠えやすさ・牧畜由来の追い行動は、早期のルールづくりと代替行動(持ってこい等)でコントロール。

向いている家庭

外遊び・学習タイムを毎日しっかり確保できる人。家族で一緒にトレーニングを楽しめると最強。

3位:柴犬

柴犬は伝統分類では「小型日本犬」に位置づけられることが多い一方、体重・体高や力感が中型域に近い個体も多く、メディアやショップでは実務上“中型”として扱われるケースがあります。本記事では暮らしの体感を重視して中型枠でご紹介します。ドッグランなどに行くと「小型犬」か「中型犬」どっちに行くかが悩ましいのが柴犬の飼い主あるある。

柴犬は、ツンもデレも国宝級。自立心ある“和の相棒”。性格はまさに“侍”。
自立心が強く、「かまって」と来るかと思えば、急に「今は放っておいて」とそっぽを向く。けれど、信頼関係が築けると、まっすぐな忠誠心と深い絆で応えてくれます。
換毛期の抜け毛はモコモコ爆発。さらに頑固な一面もあるため、子犬の頃からの社会化としつけがカギです。きちんと向き合えば、世界一頼もしい相棒になってくれる犬種です。

運動量・暮らしやすさ
運動量は。毎日の散歩+嗅覚遊びや探索で満足度UP。静かで整った環境だと本領発揮。

お手入れ・健康
ダブルコートなので、換毛期は抜け毛がドサッ。定期ブラッシングと掃除体制を。皮膚・アレルギー体質は個体差あり、季節ケアを早めに。

しつけのコツ
自立心の強さから一方的な指示は逆効果。ハンドリング(触られる練習)・社会化を子犬期から丁寧に。ルールは少数精鋭で一貫性を。

向いている家庭
静かに穏やかに暮らしたい人。尊重し合う関係を築ける飼い主と深く結びつくタイプ。

4位:ボーダー・コリー

“犬界の天才”とも呼ばれるボーダー・コリー。その知能は全犬種トップクラスで、しつけを覚えるスピードは驚異的。
「お座り」「待て」どころか、トリックや複雑なタスクもすぐに習得します。

ただし知能が高い=退屈に弱い、という裏返しも。運動量も桁違いで、散歩はもちろんアジリティやフリスビーなど“本気遊び”が必須。頭も体もフル稼働させないと、「暇だぁ〜」と家具を噛んだりイタズラに走ることも。
外で一緒に汗を流すのが好きな飼い主にとっては、これ以上ない最高の相棒。飼い主と一緒に“課題をこなす”のが幸せという、ワーカーホリックな犬種です。

運動量・暮らしやすさ

必要運動量は多(最上位クラス)。1日に2回、1回あたり最低1時間以上と長めの散歩に加え、アジリティ、フリスビー、ノーズワークなど頭脳&運動の両輪が必須。オン/オフの切り替えを教えれば室内でも落ち着ける。

お手入れ・健康

被毛は長短タイプあり。もつれ予防のブラッシングを習慣に。股関節や目の遺伝性疾患はブリーダー由来情報で事前チェック。

しつけのコツ

吸収が速い反面、退屈=問題行動に直結しがち。毎日「できた!」を積み重ねる課題設計が鍵。刺激の質を上げれば家庭犬としても非常に優秀。

向いている家庭

一緒にスポーツやトレーニングを継続的に楽しめる人
動くこと・教えることが好きな人向けの犬種ですが、学ぶ喜びを共有したいなら唯一無二のパートナーに。

5位:ビーグル

ビーグルは明るく陽気で、常にご機嫌なムードメーカー。家族にも犬仲間にもフレンドリーで、群れで暮らす本能が色濃く残っているので、多頭飼いにも向いています

最大の特徴は“鼻”。匂いに敏感すぎるため、散歩中はひたすら下を向いて地面をクンクン。好奇心が止まらない結果、拾い食いのリスクも高めです。
短毛で手入れは楽ですが、食欲旺盛で太りやすいのが悩みどころ。食事管理と運動のバランスが健康のカギ。遠吠えは個性によっては“ご近所にバレる”レベルなので、環境に応じたしつけが必要です。
それでも、陽気でポジティブ、遊び好きで飽きない存在感は「毎日をにぎやかにしたい!」という家庭にぴったりです。

運動量・暮らしやすさ

運動量は。散歩+におい遊び(ノーズワーク)で満足度が一気に上がるタイプ。多頭飼いにも馴染みやすい。

お手入れ・健康

短毛で手入れは楽だが、通年で少量の抜け毛あり。食欲旺盛ゆえ体重管理はマスト。耳のケアもこまめに。

しつけのコツ

“鼻”がリードするので拾い食い対策と呼び戻し強化は最重要。良い匂いへの欲求を許可制の探索ゲームに置き換えると成功率UP。遠吠えは環境とトレーニングでコントロール。

向いている家庭

“毎日ごきげん”の才能。アウトドア入門の相棒として抜群。アクティブ寄りの暮らしと好相性。

選び方のコツ(失敗しない3チェック)

  1. 運動時間…現実に毎日どれくらい確保できる?
  2. 被毛ケア…抜け毛・トリミング・掃除にどこまで付き合える?
  3. 気質の相性…甘えん坊/自立心/静かさ、家族構成と噛み合う?

まとめ

中型犬は“暮らしの相棒”としてちょうどいい。ただ、同じ中型犬でも必要な運動とケアの中身は大きく違ってきます。
「かわいい!」の直感に、生活リズムとのすり合わせを少しだけ足して選べば、毎日がもっとハッピーに!


※柴犬の分類について

  • 日本犬保存会などの伝統分類には「小型日本犬」とされますが、体重・体高の実測では中型に近い個体も多いため、メディアやショップで表記が分かれることがあります。
  • 本記事では暮らしの体感(サイズ・力感)と普及度を踏まえ、実務上の“中型枠”に含めて解説しています。

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